杜生

@该隐

observe stars on the Earth.

Enla,somero.

桜、散るまでに。







1998年4月。外には、僕たちの入学を祝っているかの様に満開の桜。僕の周りには同じ制服に身を包んだクラスメイト44人。


これが全ての始まりだった。

1995年。ジャニーズ事務所に入所。周りは急激に変わっていった。久々に会う女子は僕を「翔クン」と呼び、廊下ですれ違う同級生には罵られた。

時は経ち、2003年4月。あれから16回目の春。なおも桜は満開だ。

6月。小学校の同窓会。中3の時に仕事を馬鹿にされて以来、口をきいてなかった奴と喋った。「いつも見てるよ」…嬉しいかった。

10月。友達を集めて飲んだ。カラオケである曲が流れてきた。『ずっとともだち』不意に肩を強く抱かれた。思えば4年振りのカラオケだった。

12月。12年間ラグビーをやってきたあいつが出る試合を、もし負けたらあいつの引退試合となる試合を観に行った。

結果、引退試合となった。選手が客席に頭を下げた。僕の隣に座ってる奴が言った。「これで俺たちの代の体育会は皆引退か…」

ふと横を見ると、そいつは泣いていた。

1月。湯沢へ行った。スキーをした。鍋をした。夜中まで語り明かした。…気づけば初めての旅行だった。

2月。あいつが言った。「お前が仕事始めた時、『そんなにチヤホヤされてぇのかよ』と思ったけど、昔の仲間すげぇ大切にしてるから今は尊敬してるんだ」

よかった…。今や、少なくとも周りの奴らは俺を認めてくれている。俺の仕事を認めてくれている。


ただ…。
ただ不安なんだ。

20年後、現在と同じように俺らは集まれるのか。これだけフラットな感情のままでいられるのか。競合会社へいくあなた達は、全てを打ち明けられるのか。同業となる俺らの笑顔の裏に仕事は絡んでいないか。

誰かの成功を心から祝える位置にそれぞれがいるのか。誰かの過ちを、皆で許すことが出来るか。そして俺はその輪の中にいる人間になれているのか。

この一年『これが最後の最後』と思いながら過ごして来た。だからせめてあとほんの少しだけ、あなた達とバカやっていたいんだ。

日に日に、“時”は迫って来ている。
日に日に、“時”が削られていく。
ひとつひとつが、きっと最後。



もう、時間がない。
卒業式まで、あとひと月。

もう、桜が舞い落ちる。



2月23日


(2004年 / 櫻井翔)



谢谢你,今年已经不会再难过了。

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